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【iPad・実践】プレゼンをうまく作れない?プレゼン作りで気をつけたい7つのポイント!

どうも、闇から現れたサラブレッドです。

以前の記事で、PowerPointアプリの使い方についてまとめました。

これを参考にしてどんどんプレゼン作るぞ!、といきたいところですが、いきなりプレゼンを作るのは戸惑いも多いハズ。特に大学生は、一気にプレゼン発表の機会が増えるので、最初の頃は大変でしょう。私もそうでした。

ということで今回は、自分がこれまでプレゼンを作ってきた経験と、大学の講師陣のプレゼンを見てきて気づいたことなどをもとに、プレゼン作成のコツを書いていきたいと思います。もちろん、iPadで実践できますよ!!

コツ1つ目:とにかく要点のみを書く!

とにかく要点のみを書く!

まず最初に意識してほしいのは、タイトルの通り、とにかく要点のみを書くことです。よいプレゼンを作成するにはとにかくこれにつきます!これさえ意識すれば大丈夫、といっても過言ではありません。

さらに分かりやすく、端的に言い換えるなら、文章ではなく単語や名詞でまとめる、といえるかもしれません。

それではここで、二つの例を画像で示しましょう。

【簡潔でなく良くない例】
簡潔ではないスライド例
【簡潔な良い例】
簡潔なスライド例

どちらも同じ「自己紹介」というテーマで作ったスライドですが、上の簡潔ではないスライド例では、自己紹介が文章で書かれているのに対し、下の簡潔なスライド例では余計な説明は除かれ、全て名詞で終わるような形で簡潔に書かれています。

そもそも、プレゼンテーションにおいて、スライドはあくまで口頭での説明の補助として使うものです。スライドには詳しい説明は書かずに大事な部分だけ示し、それに関する詳しい説明は口頭で行うのがポイントとなります。

例えば、「好きな食べ物」についての部分では、悪いスライド例では、「好きな食べ物(から揚げ)」と「それ(から揚げ)が好きな理由」を一緒に書いているのに対し、良いスライド例では「好きな食べ物(から揚げ)」のみを書き、「好きな理由」に関しては口頭での説明に委ねています。先ほど説明したようなスライドのつくりになっていますよね?
また、そのほかの「職業」「今後の目標」に関しても、同様の構造になっていることが分かるかと思います。

こんな風にするのには理由があります。
まず、聴く側が理解しやすいということ。ごちゃごちゃ書いていないので、パッと大切な情報だけが頭に入ってきます
また、スライド内の文章量が減る分、文字の大きさを大きくすることができます。今回の例では、条件を同じにするために文字の大きさは同じにしていますが、本番では文字を大きくすることで、より見やすくできるのです。

このように、要点のみを簡潔に書くことを意識すれば、あなたのスライドはワンランクアップすること間違いなしです!

コツ2つ目:図や写真、グラフを適切に入れる

図や写真、グラフを適切に入れる

図や写真を入れることも大切なことです。先ほどの説明にもあったように、スライドはあくまで口頭での説明の補助。

図や写真、グラフを、ポン、とひとつスライドに載せて、その説明を口頭のみで行うのも一つの戦略としてアリです。この方法も先ほどの要点のみを簡潔に書くという考え方にマッチしています。

コツ3つ目:1スライド1トピックを意識せよ

1スライド1トピックを意識せよ

よくレポート作成などで、「1パラグラフ1トピック」という言葉を耳にします。一つのパラグラフ(段落)には一つのトピック(話題)しか書いてはいけない、という意味です。

例えば、一つ目の章で示したスライド例では、一つのスライドで、「自己紹介」という一つの話題をとりあげていました。ここに自己紹介以外の話題は入っていません。まさに1パラグラフ1トピックの考え方です。つまり、1スライド1トピックとも言い換えることができます。

この考え方は、プレゼン作成だけでなくレポート作成にも通じるものなので、ぜひ覚えておきましょう!

コツ4つ目:アニメーションは使いすぎない!

アニメーションは使いすぎない!

PowerPointの醍醐味と言えば、文字や写真の出現時や、スライドの切り替わりのときに起こるアニメーション。これはかっこいいし、なんか作り込んだ感が簡単にでるのでついつい多用してしまいますが…、使いすぎは禁物です

なぜかって、アニメーションが多すぎると……正直ウザい…(笑)。文字が出るたびにクルクル回ったり点滅したり…、内容が頭に入ってきません。テンポも遅くなりがちになります

とはいえ、効果的にここぞというときに使えば、伝えたいことを強く印象づけることもできます。アニメーションの使いすぎは避け、適切に使ってスライドの質を上げていきましょう

コツ5つ目:最初に発表内容の目次を示す

最初に発表内容の目次を示す
スライドの最初の方で、発表内容の流れを簡単に示すことも、プレゼンの質を高める有効な手段です。目次のようなものですね。

これがないと、プレゼンを聴く側は、「今、全体のどこら辺まで発表しているのかな」「最終的な結論まであとどのくらいだろうか」、と気になりながら、漠然とした理解のまま発表を聴くことになります。逆に発表内容を最初に示していれば、聴く側は全体的な話の流れがつかみやすく、理解を深めることができます

ぜひ、発表内容の流れを示す「目次」のようなものを、スライドの中に設けてみてください。

コツ6つ目:フォントはゴシックの方がいい

フォントはゴシックの方がいい

フォントには大きく分けて、明朝タイプのものと、ゴシックタイプのものがあります。明朝は教科書で使われているようなフォントで、ゴシックは少し太めのフォントですね。

プレゼンに使うなら断然ゴシックタイプのフォントがおすすめです。明朝タイプだと少し細くて、遠くからスライドを見てる人には若干見にくいんです。

ゴシックの方が太くて見やすいので、プレゼンではこちらを使うようにしましょう。

コツ7つ目:スライドのサイズも考えてみる

スライドのサイズも考えてみる

今まで、ひとしきり大切なことを書き終えましたが、これを知ってるとちょっと上級者!、ということをこの章で書きたいと思います。

それはスライドのサイズです。私の周りを見てもあまり知っている人は少ないのですが、実は、PowerPointで作るプレゼンのスライドのサイズには、縦横比が3:4のものと9:16のものがあります。これらは、状況に応じて使い分けることができます。

状況に応じて、というのは例えば、発表会場にあるスクリーンの大きさや形。発表会場のスクリーンが正方形に近い形のものであれば縦横比3:4のスライドを、横に細長い形のものであれば縦横比9:16のスライドを使う、という風に使い分けることができます。事前に発表会場のスクリーンを確認しておくとよいですね。

私の印象ですと、小さめの会場なら正方形に近い形のスクリーン、大きめの会場だと横長のスクリーンであることが多い気がします。

ちなみに、縦横比を使い分ける意味は他にもあります。(スクリーンの形にもよりますが)3:4のスライドは画面いっぱいに大きく表示されるのに対し、9:16のスライドを使うと上下に黒い余白が生まれるので、ちょっとおしゃれな雰囲気になったりもします。映画をテレビで見たときみたいな、ちょっとおしゃれな感じのアレです(笑)。

【3:4のスライド例】
3:4のスライド例
【9:16のスライド例・少しオシャレ(?)】
9:16のスライド例・少しオシャレ(?)

ちなみに、アプリ版PowerPointでは、[デザイン]タブ→スライドのサイズ、で縦横比を変更できます

スライドのサイズも、今後検討してみては??

理系学生からの一言

iPad大好き理系学生からの一言

ここまでプレゼンの作り方について、ホントに少しだけなのですが、ご紹介させていただきました。いかがだったでしょうか?

私も大学生になってからプレゼンの機会が増え、少し苦労した経験があります。でも、頑張ってプレゼン作りにも慣れてきました。プレゼン作りができるようになると、グループ活動のときなんかは、プレゼンを作れるだけで、「お!お前スゲぇじゃん!」と重宝されること間違いなしです!

今回の一言

プレゼン力のアップはあなたの人生を変える!

ぜひ、プレゼン作りのスキルアップをしてみてくださいね!この記事が少しでも助けになれば幸いです。



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