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【iPad・iPhone】簡単なデータ処理に最適! アプリ版Excelの使い方

どーも、闇から現れたサラブレッドです。

今まで、Wordアプリ、PowerPointアプリの使い方について解説していきましたが、今回は満を持して(?)、Excelアプリの使い方について解説していきます!

……とはいえ、このExcel、機能が豊富すぎてとても1記事じゃ解説しきれませんっっ(汗)…。
そういうわけで、今回は、ホントに、ほんとーーーーーに重要なことだけに絞って、機能の解説のみを解説していきます。その他細かいテクニック等は別記事でまとめておきます。

それではさっそくいきましょう!

アプリ版Officeを使う前に

繰り返しになりますが、Officeアプリを使うときには、Microsoftアカウントを作成しておいた方がいいです。なくても使えないことはないのですが、ファイルの閲覧だけでなく編集もするのなら、Microsoftアカウントは作成した方がいろいろ便利です。それに、Microsoftはあの手この手でアカウントを使わせようとしてくるので(?)、結局は作るはめになると思います(笑)。

必要なのはメールアドレスくらいなので、ぜひ作ることをおすすめします!

「Microsoftアカウント」とでも検索すれば作成画面がでてくるはずなので、そこから各自登録してみてください。

簡単な用語解説

使い方の説明に入る前に、エクセルを使う際によく出てくる様々な用語を、簡単に説明しておきます。この後の使い方の説明でもこれらの用語を使いますので、ぜひ覚えておいてください。「もう知ってるよ!」って方はとばしても大丈夫です。

そもそも、エクセルとは表計算ソフトの一種です。エクセルをはじめとした表計算ソフトは、セルと呼ばれるデータを入力する場所にデータを入力していき、それらのデータを使って計算したり、表を作ってグラフを作成したりできます。

この「セル」を、「行」と「列」に沿ってずらっと敷き詰めるように並べたものをシートと言います。ワークシートスプレッドシートなどの呼び方もあります。

そして、これら複数のシートを、一つのファイルとしてまとめたものがブックと呼ばれます。一般にやりとりされるエクセルファイルはこの「ブック」として保存されています。

まとめると…

  • セル ・・・ データを入力するところ
  • シート ・・・ セルの集合。スプレッドシートやワークシートとも呼ぶ
  • ブック ・・・ 複数のシートを一つのファイルとしてまとめたもの

という感じです。この後もこれらの用語を使うときがありますので、ぜひ覚えておいてください。

基本的な使い方

ここでは、基本的なアプリ版エクセルの使い方について書いていきます。エクセルをパソコンで使ったことがある…という方は感覚的に分かる部分も多いかと思いますが、一部戸惑う操作もあります。

もっとも、簡単な表作成やグラフ作成などはできるものの、さすがに複雑な統計処理などはできません。ですので、あまり極端に複雑な操作は必要ないので安心してください。むしろちょっとした作業に最適です。

ちなみに、アプリ版エクセルで出来ること、出来ないことに関しては下記記事の中で詳しく書いていますので、あわせて読んで理解を深めることをおすすめします。

それでは、少々前置きが長くなってしまいましたが、基本的な使い方の説明に入っていきます。

エクセルファイル(ブック)を新たに作成する

さて、それでは新しいエクセルファイル(ブック)を作成してみましょう。Excelアプリを開くと、まずMicrosoftアカウントによるログインが求められます。ログインしなくても続けられないこともないですが、ログインすることをおすすめしますし、本記事ではログインしたことを前提に進めていきます。ログインする際には画面の指示に従っていけば問題なくできるはずです。強いて言えば、Microsoftアカウントに登録したメールアドレスは見られる状態にしておいてください。

ログイン後、最初の画面になったら、左上の[新規]ボタンをタップします。すると、以下のような画面になり、どのようなデザインのシートを使うかを選ぶことができます。

Excelアプリテンプレート画面

こうして見てみると、家計簿だったり研究用ノートだったり、いろいろ種類はあるんですが…。
とはいえ正直、普通のデザインのものを選んで自分で作った方が早いです。エクセル使うときって、グラフや表を文書に貼り付けたり、ただ計算をするだけだったりなので、見た目関係ないです(笑)。

エクセルファイル(ブック)を編集する

文字入力に関しては、メモアプリやメールなど他のアプリと同様の操作ですので、ここでは割愛します。いつも通り文字を打ったり消したりすればいいだけです。

さて、それよりも、エクセル独特の操作を知っておく必要があります。といっても、パソコンで使ったことがある人は、ある程度直感的にできると思いますが…。

セルの選択は、セルをタップすることで行えます。緑の太枠がついて、右下と左上に緑の丸がついている状態なら、そのセルは選択されています。この緑の丸をタップしながら上下左右にスライドさせると、スライドさせた方向に向かって複数のセルを選択できます。このようにセルを複数選択している状態で、後述の操作を行うと、選択された全てのセルに対して適用されます

セルを選択すると、普段文字を選択したときのように、「コピー」や「ペースト」といった操作ができるようにポップアップが表示されます。複数のセルを選択した状態でコピーすると、選択したセル中のデータ全てがコピーされるため、まとめてコピーしたいときに便利です。また、複数のセルを選択した状態で、選択されている範囲の真ん中あたりをタップしながらスライドさせると、スライドさせた方向に選択した領域をまとめて移動させることができます。

アプリ版Excelの基本操作

エクセルファイル(ブック)を保存・共有する

エクセルファイル(ブック)を保存するには、左上の紙の絵の右下に「…」がついているボタンをタップした後、保存先や保存するファイル名を指定すると保存されます

また、右上の四角から矢印が飛び出ているボタンを押した後、[ユーザーの招待]を押すとPowerPointファイルの共有ができます。この後、[アップロード]を押すと文書がOneDriveにアップロードされ、[コピーを送信]→[別のアプリで送信する]を押すとExcel以外の他のアプリにエクセルファイル(ブック)をコピーさせることができます。ただ、ここら辺の操作方法はアプリのアップデートで細かく変化しますので、少し異なる場合があります。変更があった場合は当ブログでも書きたいと思います。

各機能の解説

さて、ここからはもう少し詳しい機能の解説をしていきます。上に貼り付けた画像からもわかるように、メニューバーの部分に様々なタブがありますが、そのタブごとにどのような機能があるかを解説していきます。また、有料版でしか使えない機能もありますが、それに関しては分かるように示しています。

なお、タブごとにタブの下にボタンが複数ありますが、このボタンがある領域は横スクロールできます。「あれ?記事に書いてあるような機能をもつボタンなんか見当たらないぞ!?」っていうときは、スクロールしてみてください。見つかるはずです。

[ホーム]タブ

他のOfficeアプリと同様に、太字や斜体などの文字の修飾右寄せや中央寄せなどの設定ができます。

エクセルに特有のものとしては、少数点表示の桁上げ・桁下げや、セル内に入力された文字を、数字として扱うのか、文字列として扱うのか、といった数値に関する設定が行えます。

また、セルを色で塗りつぶしたり、複数のセルを結合したり、セルの外枠の変更(枠線を太くする、二重線にする、線を消す、など)というような、セルに関する様々な設定もこのタブから行えます。

Excelアプリの[ホーム]タブ

[挿入]タブ

こちらも他のアプリ版Officeと同じように、このタブからいろいろなものを挿入できます。表や写真、図形などを挿入できます。

…とはいえ、エクセルの使用目的上、写真なんて挿入するか?、という気がしますし、表を挿入できると言ったって、エクセル自体が表みたいなもんじゃねぇかぁぁっっ!!、って感じです(笑)。あんまりここら辺は使わないですね。

このタブで一番使うのは、おそらくグラフの挿入ではないでしょうか。グラフにしたいデータがあるセルを複数選択し、その状態で[挿入]タブ→グラフを選択し、円グラフか散布図かといったグラフの種類を選ぶと、選択したデータで指定した種類のグラフが作成されます。これを使えば膨大なデータもわかりやすく可視化でき、最も使う機能の一つです。

なお、近似曲線を描くなど、一部機能は有料版でなければ利用できません。

Excelアプリの[挿入]タブ

[描画]タブ

Word、PowerPointアプリと同じように、ペンや鉛筆などを選択して、絵を書くことができます。タッチペンがあるとより書きやすいです。

Excelアプリの[描画]タブ

[数式]タブ

ここから様々な関数を使うことができます。足し算、引き算、平均値の算出などの基本的な計算を行える「オートSUM」を始め、すべての関数を使うことができます(さすがに全部の関数を試したわけではないので、おそらく…というレベルですが)。無料版でも全ての関数を使えます

Excelアプリの[数式]タブ

[データ]タブ

「データ」というおおざっぱな名前がついていますが、要するにデータの並び換えができます。並び換えたいデータがあるセルを複数選択後、ここから昇順、降順でデータを並び換えられます。

Excelアプリの[データ]タブ

[校閲]タブ

ほかのアプリ版Officeではいろいろできましたが、Excelでできるのはコメントの追加および表示くらいです。

Excelアプリの[校閲]タブ

[表示]タブ

数式バーや目盛り線、見出しやシート見出しを表示させるか、また、行を左から右にするか右から左にするかなど、シートの表示をどのようにするかを設定できます。

Excelアプリの[表示]タブ

理系学生からの一言

iPad大好き理系学生からの一言

相当駆け足になってしまいましたが、Excelアプリの解説、いかがだったでしょうか?

こればかりは機能が豊富すぎて一記事だけで細かく解説することはできないため、今回は基本的な説明のみにさせていただきました。パソコン版に比べれば機能が少ないとはいえ…、なかなか大変です(汗)。

細かいテクニック等は、今後別の記事をかきたいと思います。

さて、今回の記事をまとめますと、

今回の一言

簡単なデータ処理ならExcelアプリが便利!!

です。

それではまた!



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