どーも、闇から現れたサラブレッドです。
前回はWordアプリの使い方を解説しましたが、今回はPowerPointアプリについて解説していきます。
やっぱりOfficeの醍醐味というか一番使うことが多いのはPowerPointですよね。私もいつもお世話になっていますし、iPadでプレゼン作成→iPad一つ持っていって発表、なんてかっこよすぎますよね!Apple Watchを持っている人はApple Watchから操作ができるので、iPadすら持たなくていいという…。かっこよすぎる…。
というわけで、今回はPowerPointアプリの使い方についてです。
なお、この記事ではiPad版アプリで説明していますが、iPhone版でも同じような操作になります。
アプリ版Officeを使う前に
繰り返しになりますが、Officeアプリを使うときには、Microsoftアカウントを作成しておいた方がいいです。なくても使えないことはないのですが、ファイルの閲覧だけでなく編集もするのなら、Microsoftアカウントは作成した方がいろいろ便利です。それに、Microsoftはあの手この手でアカウントを使わせようとしてくるので(?)、結局は作るはめになると思います(笑)。
必要なのはメールアドレスくらいなので、ぜひ作ることをおすすめします!
「Microsoftアカウント」とでも検索すれば作成画面がでてくるはずなので、そこから各自登録してみてください。
基本的な使い方
こちらもWordアプリとほぼ同じになります。PowerPointだからといって、なにか特殊な操作があるということはないです。
なお、この章の内容はOfficeアプリ全てに共通であり、Officeアプリを解説した以前の記事と似通ったものとなっています(細かい部分では異なります)。以前の記事をすでに読んでいる場合は、復習もかねてもう一度読んでもいいですし、似ているのならとばしたい…、という方は次の章から読んでください。
プレゼンを新たに作成する
さて、それでは新しいプレゼンを作成してみましょう。PowerPointアプリを開くと、まずMicrosoftアカウントによるログインが求められます。ログインしなくても続けられないこともないですが、ログインすることをおすすめしますし、本記事ではログインしたことを前提に進めていきます。ログインする際には画面の指示に従っていけば問題なくできるはずです。強いて言えば、Microsoftアカウントに登録したメールアドレスは見られる状態にしておいてください。
ログイン後、最初の画面になったら、左上の[新規]ボタンをタップします。すると、以下のような画面になり、どのテーマを使ってプレゼンを作成するかを選ぶことができます。
いろいろな種類のテーマがあります。私は、白紙のものを使うことが多いです。「ファセット」なんかも結構シンプルで使いやすいかなー、と感じます。
プレゼンを編集する
それではさっそくプレゼンを編集していきましょう。新しいPowerPointファイルを開くと以下のような画面になります。
編集する際、画像や図形などのいろいろな要素を挿入することができますが、これらの要素はタップ→スライドで移動でき、外枠の点をタップ→スライドすることで拡大・縮小できます。
また、テキストボックスなど、文字を内部に入力できる要素は、ダブルタップで文字を入力できる状態になります。この状態では、カーソル部分から文字を打つことができる、カーソルの移動は移動したい任意の場所をタップすればできる、長押しして文字を選択後、コピーやカットなどが行える、など、メモアプリなどと同じような基本的な操作が行えます。
このような要素の編集を終えたら、要素の外の領域をタップすることで選択された状態を解除できます。
プレゼンを保存・共有する
プレゼンを保存するには、左上の紙の絵の右下に「…」がついているボタンをタップした後、保存先や保存するプレゼン名を指定すると保存されます。
また、右上の四角から矢印が飛び出ているボタンを押した後、[ユーザーの招待]を押すとPowerPointファイルの共有ができます。この後、[アップロード]を押すと文書がOneDriveにアップロードされ、[コピーを送信]→[別のアプリで送信する]を押すとPowerPoint以外の他のアプリにPowerPointファイルをコピーさせることができます。ただ、ここら辺の操作方法はアプリのアップデートで細かく変化しますので、少し異なる場合があります。変更があった場合は当ブログでも書きたいと思います。
各機能の解説
さて、ここからはもう少し詳しい機能の解説をしていきます。上に貼り付けた画像からもわかるように、メニューバーの部分に様々なタブがありますが、そのタブごとにどのような機能があるかを解説していきます。また、有料版でしか使えない機能もありますが、それに関しては分かるように示しています。
なお、タブごとにタブの下にボタンが複数ありますが、このボタンがある領域は横スクロールできます。「あれ?記事に書いてあるような機能をもつボタンなんか見当たらないぞ!?」っていうときは、スクロールしてみてください。見つかるはずです。
[ホーム]タブ
ここでは、他のOfficeアプリと同様に、基本的な文字の修飾が行えます。文字の大きさやフォントを変えたり、文字を太字や斜体などにしたりすることができます。右寄せ・中央寄せなどの設定も行えます。ワードアートを使って文字を修飾させることもできますが、これは有料版のみの機能となります。
また、レイアウト設定(タイトル欄を最初から付けるか・白紙にするか・本文とタイトルの位置をどうするか、といった設定)も行えるほか、スライドの挿入や図形の挿入もできます。
[挿入]タブ
ここではいろいろなものを挿入できます。画像や表、図形、コメント、スライドなどを挿入できます。ただ、結構[ホーム]タブと内容がかぶってます。図形やスライドの挿入はもちろん、レイアウトの設定もこの[挿入]タブでもできますが、これらは前述のように[ホーム]タブでもできるので…。
[挿入]タブで主に使うのは画像の挿入かと思います。画像のマークを押せばiOS標準「写真」アプリから画像を選んで挿入できますし、カメラのマークを押せばPowerPointアプリから直接カメラを開いて写真を撮影し、その撮影した写真を直接挿入できます。
また、テキストボックスの挿入もよく使います。
ちなみに、表の挿入もこのタブから行えますが、ここで表を作るより、エクセルで作ってからコピー&ペーストで貼り付けた方がいいと感じます。
[描画]タブ
ここでは、ペンや鉛筆などを選択して、絵を書くことができます。タッチペンがあるとより書きやすいです。
また、「インクをテキストに変換」というボタンもありますが…
これを使用すると以下のような感じになります。
こんな機能もあるとは……。正直私も本記事執筆にあたり初めて知りました(笑)。
[デザイン]タブ
プレゼン全体のデザインを設定できます。具体的には、「テーマ」「スライドのサイズ」「背景の書式設定」を設定できます。
「テーマ」では、プレゼンを新規作成したときに選択したテーマを再設定できます。ただ、再設定してしまうと全てのスライドのテーマが変更されるので、途中までプレゼンを作成していた場合に、レイアウトが崩れてしまう可能性があるので注意してください。
「スライドのサイズ」では、スライドの縦横比を3:4か9:16のどちらにするか選択できます。発表する場所でのスクリーンサイズによって変えるのが良いかと思います。
「背景の書式設定」は、要するに背景色の設定と思ってもらえればいいです。といっても、テーマを使ってる場合は色を変えたいと思うことはあまりないかもしれませんが…。素人がするとデザインのバランスが崩れる危険性がありますからね。デザインセンスのかけらもない私には、とても背景色を変える勇気はないです(笑)。
[画面切り替え]タブ
次のスライドに進ませるときのエフェクトを設定できます。例えば、ページをめくるようなアニメーションにしたり、カーテンをめくるように次のスライドに進めることができるように設定ができます。エフェクトの種類によっては、一部有料版でないと選択できないエフェクトもあります。
「効果のオプション」でさらに細かいエフェクトの設定ができます。例えば、ページをめくるようなエフェクトの場合、右からめくるか左からめくるか、を設定できます。
「すべてに適用」を押すと、すべてのスライドにおいて、次のスライドに進むときに、設定したエフェクトが適用されます。
[アニメーション]タブ
画像やテキストボックスなどの要素をどのようなアニメーションを使って表示させるかを設定できます。フェードインさせたり、スライドさせたり…。効果的に使えばプレゼンの効果をより高められます。
要素をタップで選択状態にしたあと、アニメーションの種類と詳細設定(スライドさせるなら上下左右どちらから出現させるか、などの設定)をすると、以下の画像のように、要素の近くに数字が現れます。この数字の順でアニメーションが行われます。
[スライドショー]タブ
作成したプレゼンを、最初から再生したり今表示しているスライドから再生したりすることができます。基本的には編集のときには使わないですね。
ちなみに、画面右上の三角形の再生ボタンを押すことで、今表示しているスライドから再生させることができます。
また、「発表者ツール」は有料版でのみ使えます。プレゼンを完全に暗記しないといけないですね(笑)。
[校閲]タブ
ここでは、主にコメントの追加・編集、閲覧ができます。
[図形]タブ・[画像]タブ
このタブは、画像や図形などの要素をタップして選択状態にしているときのみ現れます。図形を選択したときは[図形]タブ、画像を選択したときは[画像]タブになります。
要素を背面・前面に移動させたり、画像の場合はスタイルを変えたり影や反射をつけたりできます。ただ、影と反射の追加は有料版でのみ利用できます。
理系学生からの一言
さて、ここまで簡単にPowerPointアプリの機能について説明してきましたが、いかがだったでしょうか。
PowerPointは学生でも社会人でも使う機会が多いので、ぜひiPadでも使ってさらに可能性を広げてみてください!
今回の一言
プレゼン発表にもうパソコンはいらない!
それではまた!
この記事を読んだなら、次は実際にプレゼンをアプリ版PowerPointを使って作ってみましょう。
そんな人には、こちらの記事もおすすめです。ぜひ読んでみてください。
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