どーも、闇から現れたサラブレッドです。
皆さん、VPNは利用したことあるでしょうか。
VPNを使えば、より安全にインターネットを利用することができるので、ぜひ使いこなしたいところ…。
しかしながら、悪意のあるVPNサービスを利用するとセキュリティが危険になる可能性もあるため、安全なVPNサービスを利用する必要があります。
こちらに関して詳しくは、以下の記事に書いているので、興味があればご覧ください。
しかし、そうはいっても、いったいどのVPNサービスを選べばいいのか、多くの人は分からないと思います。
そこで今回は、私も利用しているオススメVPNサービス・アプリをご紹介します。
コスパ、安全性、通信速度を考慮して(5段階評価)厳選してありますので、ぜひ参考にしてください。
なお、コスパに関しては、無料版でのみ使った場合と有料版を使った場合とで分けてあり、さらに、年間契約での価格で比較しています。また、通信速度は、最も近いサーバーを使ったときの個人的な評価・使用感になります。
TunnelBear
- 安全性…★★★★★
- コスパ(無料)…★★★☆☆
- コスパ(有料)…★★★☆☆
- 通信速度…★★★★☆
さて、まずはTunnelBear。
おそらく、iOS端末で使えるVPNアプリの中で最も有名、と言っても良いのではないでしょうか。
無料でも、日本を含めて様々な国のサーバーに接続でき、通信速度も速い方です。
VPN通信できる容量は、無料では月500MBまで、Twitterに宣伝ツイートをするとさらに毎月1GB追加されます(つまり合計月1.5GBになります)。
有料では、容量無制限のVPN通信を5台の端末で使えて年6600円となっており、ややお高めな印象。
単純に値段を見てもお高めですし、この価格帯の他のサービスでは端末数の制限はないものもあるにも関わらず、TunnelBearでは使える端末数が5台に制限されている点が少し気になります。
とはいえ安全性、通信速度ともに優秀な方なので、無料で使う用にアプリを入れておいても良いのではないでしょうか。
Windscribe
- 安全性…★★★★★
- コスパ(無料)…★★★★★
- コスパ(有料)…★★☆☆☆
- 通信速度…無料版か有料版かによる
次は、Windscribe。
こちらは日本ではマイナーなので、あまり聞いたことがない人が多いかもしれません。
このVPNアプリの最大の特徴は、無料版で使える容量の多さ。
無料版でもなんと、月10GBも使えます。
この容量の多さは、無料版としては破格です。
ただし、デメリットもあります。
例えば、無料版では日本のサーバーに接続できません。
VPNはその特性上、接続先のサーバーが自分の現在地から遠くなるほど通信速度が遅くなるため、(多くの人にとって最も位置的に近いと思われる日本のサーバーに接続できない)無料版では通信速度の遅さが否めません。
無料版で使える接続先のサーバーのうち、最も近いのは香港のものになります。
通信速度は、日と時間によっては速いときもありますが、日本のサーバーに接続するものに比べるとやはり遅い印象です。
ただし、もちろん有料版では日本を含めた世界66カ所以上のサーバーが選べます。
そして、有料版の価格は年10800円。
単に値段だけ見ると、今回紹介するVPNアプリの中で最も高いです。
しかし、接続先サーバーの多さ、容量無制限であること、端末数制限もないこと、を踏まえると平均的もしくは少し安い価格設定で、決して極端に高い値段ではありません。
他にご紹介するものが安すぎるだけです(笑)。
むしろ、端末数制限が気になる方には、こちらの方がコスパ上もいいかもしれません。
ただし、やはり一般の人には少しお高めな印象ではあります。
安全性に関してですが、カナダに本社がある会社でVPN業界では(主に北米で)有名ですし、安全性も高いと言っていいと思います。
無料で安全なVPN通信を容量10GB/月 も使えるのは魅力的なので、アプリを入れておいて損はないです。
なお、使用の際には、Windscribeに会員登録しなくてはいけませんので、そこは覚えておいてください。
カスペルスキーセキュアコネクション
- 安全性…★★★★☆
- コスパ(無料)…★★★★☆
- コスパ(有料)…★★★★☆
- 通信速度…★★★★★
次は、セキュリティソフトで有名なカスペルスキー社が提供するVPNアプリ、カスペルスキーセキュアコネクション。
これもWindsrcibeほどではないですが、比較的無料で使える通信量が多いです。
他のサービスは「月○○GB」という感じですが、これは一日200MB無料で使えます。カスペルスキーの会員に登録すると、一日300MBまで増えます。
月換算にすると、一月だいたい30日なので、
200MB × 30日 = 6GB/月
となり、会員登録している場合は9GB/月となります。
かなり多いことが分かります。
通信速度も、無料版でもかなり速く、私が使っている環境では最も速く感じました。
しかし、無料版だと日本以外の接続先は選べませんので、そこは注意が必要です。
有料版では、日本以外の国にもVPN接続でき、日本を含めて18カ国の接続先が用意されています。
また、容量は無制限、端末数制限は5台まで、となっていて、価格は年2900円となっています。
カスペルスキー製というブランドを考えると、低めの価格設定といえます。
安全性に関しては、セキュリティソフトで有名なカスペルスキー製なので、安全だと言っていいと思います。
しかし、星を5つではなく4つにしたのは、App Storeのレビュー欄に、VPNを使ったら各種サービスのアカウントへの不正アクセスがあった、等のセキュリティ面の心配が書かれていたので、念のためこのようにしました。
ただ、正直それ、自分の不注意のせいじゃないの??、というような不確かな情報のように私は思いましたし、カスペルスキーは有名な会社で、そのように分かりやすい問題が何かあったら今や世界中大騒ぎになるところなので、杞憂に終わるのではないか、というのが正直な感想です。
どこぞの怪しげなサービスを使うより、はるかに安全で、世界トップクラスの安全性、と考えて特に問題はないです。
ただ、気になる人がいるかもしれないので、念のため触れておきました。
高い安全性とコスパのバランスが非常に優れた製品だと思います。
Smooz
- 安全性…★★★★★
- コスパ(無料)…★★☆☆☆
- コスパ(有料)…★★★★★
- 通信速度…★★★★☆
おすすめVPN最後は、日本製ブラウザアプリとして有名なSmooz。
このアプリ、
VPNどうこうとか抜きにしても、ブラウザアプリとして随一の完成度なので、なにも考えずに即インストールしましょう。
正直、ブラウザアプリとしての完成度の高さをここで語り尽くしたいところですが、話が逸れてしまうのでそれはまた次の機会に…(笑)。
さて、話をVPNに戻します。
本来はブラウザアプリなのですが、開発企業はユーザーのプライバシー保護にも力を入れていて、アプリに様々なプライバシー保護関連の機能を追加しています。その一環としてVPNサービスも提供されているのです。
端的に言って有料でのコスパ最強です。
年3300円で容量無制限でVPN接続を行えます。
先ほどのカスペルスキーセキュアコネクションが年2900円だったので400円ほど高いですが、このアプリの場合、広告ブロック・画面分割させて2画面でWeb閲覧できる機能など、ブラウザアプリとしてより便利に使える有料機能もセットで販売されているため、かなりコスパは高いです。
接続先に関してははまだ5カ国しかなく、接続先の数は正直少ないですが、これから増やしていく予定とのことです。
無料版についてですが、VPNに関しては無料のままで使うのは物足りない印象です。
無料で使えるのは月500MBまでで、他の無料サービスに比べても少ないです。
また、有料版ではSmoozアプリを閉じてもVPN接続が持続されるのに対し、無料版ではSmoozアプリを閉じると1分後にVPN接続が遮断されるという制限があります。
有料版でのコスパの高さの代償なのかもしれないですね…(笑)。
いいモノにお金を払うことはためらわない、という人には一番おすすめのVPNサービスです。
番外編:VPN Gate
番外編、ということで追加で一つ紹介させていただきます。
こちらのVPN Gateは筑波大学が研究のために運用しているVPNで、設定さえすれば誰でも無料で無制限のVPN接続が行えます。
多くの国を接続先として選ぶこともできます。
なぜそのようなことが可能なのかというと、
・研究用途である
・世界中の人にボランティアでサーバーを提供してもらっている
という理由が考えられます。
ただ、ボランティアでサーバーを提供してもらっている、という点に若干の安全性への不安を感じます。
正直、安全である、とも、安全ではない、とも言えません。
ボランティアと称して悪意のある人が紛れ込む危険も否定できず、安全かどうかはボランティアの人次第だからです。
接続を暗号化するため…というよりも、他の国からしかアクセスできないコンテンツを利用する目的で使用するのが一番無難かと思います。
注意!「無料で無制限」のVPN
最後に、念のため注意喚起をしておきます。
VPNサービスを探していると、ときどき「無料で無制限」をうたうサービス・アプリが見つかります。
そういうものに手を出すのは絶対にやめましょう。
サービスとして成り立つ以上、何も対価として支払わなくていいなどということはあり得ません。
VPN Gateのように無料で提供できる理由が明らかならともかく、それがよくわからない無料VPNを使うなど危険すぎます。
最悪、通信した情報を盗まれる可能性さえあります。
絶対に騙されないようにしましょう。
理系学生からの一言
さて、今回はおすすめVPNサービス・アプリを紹介しましたがいかがでしたか?
どのサービスも一長一短あり、特に無料で使う場合は、それぞれの良さを生かしながら使い分けるのが、一番賢い方法なのかな、と私は感じます。
この記事をきっかけに、自分に合ったVPNサービスを見つけてくださいね。
VPNサービスはそれぞれ一長一短!好みのものを見つけよう!
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