皆さん、こんにちは。
闇から現れたサラブレッドです。
最近は、Twitterでもいろいろな方とつながることができ、iPadについて話す機会が増えたのはうれしい限りです。
そんな中でよく質問をいただくのが、
「iPadどれを買えばいいでしょうか!?」
「iPad Proはオーバースペックな気がするけど、仕事や勉強で使うにはどれを選べばいいの!?」
このような、iPadの選び方に関する質問。
それにビシッと答えられればいいのですが…
ただ今、iPadにはいろんな種類があり、まさに群雄割拠の時代…
これさえ買っとけば大丈夫!、というのがない!
ぶっちゃけ人による!!
…というのが正直なところ。
そして、この問題を解決するために、
「機種をひたすら並べて徹底比較!」
というのでもいいんですが、
これではその場その場での解決にしかなりません。
新しい機種が発売された途端に記事を書き直さないといけませんし、それには当然時間がかかります。
そして記事ができるまで、iPad購入を検討中の方は、「どうしよどうしよ」とムダに悩むことになります。
これを本当の意味で解決するには、
どのような視点で自分に合ったiPadを選べばいいのか
ということを理解して、Apple公式の製品情報でも見ながら、
自分で判断できるようになること
が最も大切なことです。
もちろん、その上でレビュー記事を読んで理解することもとても大切ですし、ものすごくいいことです。
しかし、この記事を読んで、ぜひ、
自分に合ったiPadを『自分で』判断できる
ようになりましょう
今回は、iPadを選ぶ際に注目するべき点についてお話していきます。
画面の大きさ
まずは画面の大きさです。
どの大きさの画面がいいかは、以下の視点で考えます。
- 画面の大きさにこだわりがあるか
- 持ち運びのことを考え、どの大きさが1番しっくりくるか
- アプリ版Officeを有料版で使うか
1に関してですが、そもそも画面の大きさにこだわりがあるかどうか。
動画とかゲームとか大画面でやりたいから、大きいのがいい!
大きすぎても邪魔だし、小さい方がいい!
このような考えがある場合は、当然そちらを優先しましょう。
2に関しては、
頻繁に外出先での作業に使う
常にカバンなどに入れて持ち運ぶ
このような人は、持ち運びのことを考えて、大きすぎるのはやめておいた方がいいでしょう。
…といっても、現状、iPad Pro 12.9インチモデル以外であれば、持ち運びに苦労することはないかと思います。
そして、3のアプリ版Officeを有料版で使うか。
これはどういうことかと言うと、実は、アプリ版Officeは、
画面サイズが10.2インチ以上のデバイスでは、無料版を使うことができず、有料版を購入しなければ使えません。
そのため、
アプリ版Officeは無料版で使用できる一部機能だけで十分だから、お金は払わずに無料版で使いたい!
…という人は、画面サイズが10.2インチ未満のiPadを選ぶ必要があるのです。
見落としがちなポイントなので、ぜひ注意してみてください。
この章の内容をまとめるとこちらの通りです。
- 画面サイズにこだわりがある➡そちらを優先
- 持ち運びのことを考える➡頻繁に持ち運ぶなら12.9インチモデル以外にしよう
- アプリ版Officeを有料版で使うか➡無料版しか使わないなら画面サイズ10.2インチ未満のモデルを選ぶ
ちなみに、アプリ版Officeが、無料版と有料版どちらがいいかについては、以下の記事で個人的な見解を述べていますので、興味がある人はご覧ください。
性能
そして、次に注目すべきは性能。
ではどのように性能を判断するか、ということになるわけですが、
iPadはパソコンの仲間ですから、パソコンと同じように、プロセッサ(CPU)とメモリ(RAM)で性能を判断します。
簡単に言うと、プロセッサ(CPU)は、コンピュータ(ここではiPad)の頭脳の部分で、情報処理の速さを表しています。
そして、メモリ(RAM)は、どれだけ同時に並行して多くの作業ができるかを表しています。
ただ、現在販売されているiPadに関しては、モデルによって若干の差はあるものの、基本的にメモリ(RAM)の差による性能の違いはないと言っても問題ありません。…というのも、Apple製品はメモリ管理がしっかりされていて、メモリ(RAM)の差による性能の違いは、一般人にはほとんど分からないレベルだからです。中古を買うとかでなければ、基本的に心配しなくて大丈夫です。
問題になるのは、プロセッサ(CPU)の方です。
iPadやiPhoneなどのApple製品に搭載されているプロセッサ(CPU)は、チップと呼ばれています。
このチップには、
A○○
という風な名前がつけられており、Aの後に数字が付き、この数字が大きいほど性能が高いです。また、チップの中には、この後に「X」が付くことがあり、Xが付いている方がやや性能が高いです。「0.5」のようなものだと思えば、分かりやすいでしょうか。
例) A10 < A10X < A11 < A12 < A12X
また、最近のチップには、
A12 Bionic
のように、後ろに「Bionic」のような英単語が付く場合がありますが、これはコードネームのようなものなので、気にしなくて大丈夫です。
さて、じゃあ、どの性能のチップならいいのか、といいますと…
正直、一般の人にとっては(現在店頭にあるものは)どれでもサクサク動くし、違いも分からないです(もちろん、長く使うことを考えると、性能が良い方がいいのは間違いありませんが…)。
ただ、イラスト系の仕事や動画編集に使う・高画質のゲームをする、といった性能を求められる作業をするつもりの人は、今後のことを考えて、最低でもA12以上のチップが搭載されているものが良いでしょう。
まとめると
- iPadの性能はチップで見る
- チップは「A○○」という風に名前が付けられていて、Aの後の数字が大きく、さらにXがついている方が性能が高い
- 一般の人にはどのチップでも性能的に問題ない
- 動画編集など性能が必要なら、最低でもA12以上が望ましい
iPad周辺アクセサリーの有無
iPad周辺アクセサリーで、何か使いたいものがあるかどうか、というのも一つのポイントになります。
例えば、iPadでイラストを書きたい!、という場合は、ほぼ確実にApple Pencilが必要になるかと思いますが、実はこれには第1世代と第2世代があり、一部のiPadでは、第1世代のものには対応しているけど第2世代のものには対応していない、というようなものがあります。
このように、自分が使いたい!、と思っているアクセサリーが、モデルによっては対応していないことがあるのです。
自分が使いたいアクセサリーを先に見つけ、それに対応しているiPadのモデルから選ぶ、というのも良い選び方かもしれません。
- 一部アクセサリー未対応のiPadがあるため、それには注意!
- 使いたいアクセサリー➡それに対応するiPad、という選び方もアリ
価格
ここまでいろいろお話ししてきましたが、最後に忘れてはいけないのが価格ですね。
本当は最初にお話ししてもよかったのですが、そうすると値段ありきでiPadを選んでしまい、本当に自分に合ったiPadを判断できなくなるかもしれない…、と思って、最後にさせていただきました。
今まで述べた点を意識して、『最も自分に合ったiPadを選ぶこと』が最重要で、価格は二の次にした方がいいです。
「安物買いの銭失い」
になりかねません。
さて、話を戻してiPadの価格についてですが、現在のラインナップにおいては、約3万円〜約20万円くらいまでの、幅広い価格帯のiPadがあります。
とはいえ、20万円もするものは、ほとんどの人にとってそこまでの性能は必要ないでしょうから、私の主観ではありますが、5万円〜8万円、高くても10万円くらいのものがちょうどいいのではないかと思います。
後は上記の選び方のポイントを考えながら、うまくバランスがとれたところを選ぶ、というのが賢いでしょうか。
- iPadの値段は、約3万円〜約20万円くらいまでの幅広い価格帯
- 多くの人には、5万円〜8万円、高くても10万円くらいのものがちょうどいいかも
- 自分のニーズを考えて、バランスのとれた値段の判断を!
理系学生からの一言
さて、今回は、自分に合ったiPadの選び方についてお話ししました。
この記事を読んで、読者の方が自分に合った最高のiPad(相棒)を見つけられたら、これほどうれしいことはありません。
様々なポイントを押さえ、『自分に合った』iPadと出会おう!
それではまた!
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